「木口(こぐち)」とは

木口(こぐち)とは、木材をカットした時の切断面のこと。切断面はざらざらとしていてそのままでは使えないので、きれいに仕上げる必要があります。その切断面(木口)を綺麗に仕上げる建材を「木口材」や「木口化粧材」と言います。
木口材には様々な厚み・形状のものがあり、切断面を隠すだけでなく、安全性や意匠性を高める役割もあります。

用語集

  1. あ行
  2. か行
  3. た行
  4. は行
  5. ま行
  6. ら行
  • あ行

    • R(あーる)
    • 板目(いため)
    • 入り隅(いりすみ)
    • エンボス
    • オープンタイム
  • か行

    • カッティングシート
    • 合板(ごうばん)
  • た行

    • 突き板(つきいた)
    • 出隅(ですみ)
    • 戸当たり(とあたり)
    • 戸すべり(とすべり)
    • トリマー
    • トリミング
  • は行

    • 巾木(はばき)
    • プライマー
  • ま行

    • 柾目(まさめ)
    • 見切り(みきり)
    • 無垢材(むくざい)
    • 召し合わせ(めしあわせ)
    • メラミン化粧板(めらみんけしょうばん)
  • ら行

    • ランバーコア
    • ルーター

R(あーる)

角に丸みをつける加工のこと。また、その単位。R加工の大きさはRで表され、曲面部分の円の半径で表します。例えば、半径30mmの円の丸みの大きさは30Rになります。角にRをつけることでケガなどのリスクが軽減でき、安全性がアップします。

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板目(いため)

木材の表面に現れる年輪が、不規則な山型・渦巻き型になっている木目。丸太の中心からずれて挽き割ったときの断面が板目となる。

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入り隅(いりすみ)

2つの面が交わった時にできる内側に凹んだ隅角部のこと ⇔ 出隅

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エンボス

表面に凹凸を付けて模様を出す仕上げ加工のこと。表面の印刷や質感にあわせ、さまざまなエンボス加工を施すことで、見た目はもちろん、手触り感、質感がアップします。深い陰影を出したパネフリのディープエンボスシリーズは、高い意匠性があり、表面材と木口材との意匠性を一体化した外観に近づけます。

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オープンタイム

接着剤を塗布したあと、被着材料を貼るまでの時間。例えばゴム系接着剤は、接着面に薄く均一に伸ばした後、ある一定時間放置し、手につかないくらいまで乾いてから貼り合わせていきますが、この放置する時間のことをオープンタイムと言います。

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カッティングシート

リフォームなどに使用できる樹脂製化粧シート。粘着付きなので簡単に施工できます。パネフリのカッティングシートは柄ごとに質感・手触り(エンボス)が違い、リアリティと高級感のある仕上がりになっています。

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合板(ごうばん)

丸太を0.6〜3mm厚に薄くスライスした板(単板)を繊維方向が1枚ずつ直交するように奇数枚張り合わせたもの。合板の表面材はシナかラワンが多い。

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突き板(つきいた)

突き板とは天然木材を0.2mm〜0.6mmほどの薄さでスライスして取った板材。突き板テープはそれをテープ状に加工したもので、主に合板などの木口に貼り付けて使用します。

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出隅(ですみ)

2つの面が交わった時にできる外側に突き出ている角の部分 ⇔ 入り隅

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戸当たり(とあたり)

閉めた扉を所定の位置に止めるために、建具枠に突き出させて取り付ける細い部材。また、扉が開いた時にドアノブなどを壁に当てないように扉側や壁側に取り付ける金具。戸当たりパッキンは扉や引き戸を開閉した際の衝撃音を軽減させる為の部材です。

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戸すべり(とすべり)

主に引き戸の滑りをスムーズにし、敷居のすり減りや傷を保護するために、敷居の溝に貼るテープです。

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トリマー

木材の面取り加工(トリミング)や溝掘り加工をするための木工用電動工具。ピットと呼ばれる刃物を取り付け、先端工具を回転させて木材を切削する。ピットを交換することで、さまざまな形状の飾り面取りや溝切りが行える。片手で手軽に使えるのが特徴。

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トリミング

トリミング(trimming)とは、英語で直訳すると、「切り取る」、「仕上げる」、「整える」などの意味。板材からはみ出た木口材を切り落としたり、面取り加工をすることに主に用いられる。

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巾木(はばき)

壁の最下部(床面と接する部分)に取り付ける帯状の仕上材。壁の保護及び壁と床のすき間を埋める役割を持っています。木製だけでなく樹脂でできた柔らかいソフト巾木もあります。

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プライマー

下塗り用の塗料。接着剤との密着性を高め、部材を付きやすくする役割があります。

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柾目(まさめ)

木材の表面に現れる年輪が、ほぼ平行になっている木目。年輪に対し直角すなわち中心に向かって挽き割った断面が柾目となる。

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見切り(みきり)

仕上材の端部や材質の変わり目部分。またはその納まり。見切り材は、仕上材の端部を意匠上きれいに納めるために取り付ける細い部材。壁と床・天井との境目に設ける「壁見切り」や、フローリング材や敷物などの段差を解消する「段差見切り」、床材や敷物同士のジョイントとして設ける「継ぎ手見切り」などがあります。

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無垢材(むくざい)

合板や集成材ではなく、丸太から切り出した1枚の板をそのまま製材品として利用する木材。一般的に幅50cm以上の一枚板を指す。

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召し合わせ(めしあわせ)

両開き戸あるいは引き違い戸など、2枚の建具が両方から引き合わせて閉じるようになっているもの。また、閉めたときに2枚の建具が合わさる部分。

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メラミン化粧板(めらみんけしょうばん)

メラミン樹脂系のプラスチック板を貼った樹脂化粧板。1mm程度の薄い板で非常に硬く、合板などに貼り合わせて使用します。テーブルやカウンターの甲板などに使用される。

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ランバーコア

厚さ1cm以上の小角材を、厚さ、幅及び長さ方向に集めて成型した芯材。その表と裏にシナやラワンなどの薄い板材(合板)を貼ったものをランバーコア合板と呼ぶ。表面がシナならシナランバー、ラワンならラワンランバーです。安価で加工が容易なのが特徴です。断面が美しくないので、見える部分には木口材を貼って使用します。

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ルーター

トリマーと同じく面取りや溝切りが行える電動工具。トリマーよりも大型でパワーが強いため、大掛かりな作業や硬い木材の加工も可能です。両手で持って作業を行います。

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