Biosもろみ液肥

Biosもろみ液肥シリーズは沖縄生まれ。琉球泡盛のもろみ酢が主原料。 泡盛黒麹菌と酵母菌により産出されるアミノ酸とクエン酸が豊富に含まれています。 もろみ酢は飲料用として加工されるほど栄養価が高く 、またもろみ粕は飼料用としても利用されています。 栄養価が高い故に日持ちせず、県外に持ち出すことは困難でした。 BioSもろみ液肥シリーズはその課題をクリアし、農業用液肥として生まれ変わりました。 その栄養豊富なもろみ酢に、作物が必要とする ミネラルをバランスよく配合しています。

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Biosもろみ液肥の特長

  • 使いやすさ
  • 即効性
  • 悪天候で弱った植物を元気づける
  • 豊富なラインナップ

特長 01使いやすい

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さらさら液体で水にすぐに混ざります。
また、匂いもほんのり 甘酒の香り です。
希釈時や施用時に気になる匂いではありません。

特長 02すぐに効く

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もろみ酢由来、18種類の遊離アミノ酸を含有。
分子量が小さく、葉面や根から速攻吸収します。

特長 03悪天候で弱った植物を元気づける

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暑さ、寒さ、曇天が続いて作物が弱っているときにクエン酸・アミノ酸・ミネラルが作物を元気づけてくれます。

特長 04豊富なラインナップで場面に応じて使い分け

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育苗段階から使えるもろみMから、収穫後期に使うことで成り疲れを回復させるもろみJSなど、状況に合わせて使い分けることができます。

製品比較

もろみ液肥 製品仕様・比較

バリエーション

もろみM 1000ml/16L

琉球泡盛のもろみ酢が主原料。泡盛黒麹菌と酵母菌により産出されるアミノ酸とクエン酸が豊富に含まれています。リン酸、カリウム、窒素なしとなっておりますので肥料設計を崩しません。

Bios もろみKC 1000ml/16L

もろみMに含まれているアミノ酸とクエン酸に加え、サトウキビ由来の糖・カリウムが豊富に含まれています。

Bios もろみJS 1000ml/16L

Bios もろみKCに含まれているアミノ酸・クエン酸・糖・カリウムに加え、水溶性の鉄を含んだ有機JAS別表第一適合資材です。

Bios もろみTurf 1000ml

もろみMに含まれているアミノ酸とクエン酸に加え、作物や水稲などが必要とするミネラルやケイ酸、鉄をバランスよく配合しています。リン酸、カリウム、窒素なしとなっておりますので肥料設計を崩しません。

使用方法

  • 容器中に沈殿物が生じることがありますが品質に影響はありませんので、軽く振ってからご使用ください。
  • 農薬や他の液肥資材等と混用する場合は、原液同士混ぜるのは避け、どちらかを先に希釈してから混用してください。
  • 希釈倍率を守り、散布目安を参考に施用してください。
  • 葉面散布は、手動、動力噴霧器、ドローン等で均一に散布してください。

試験結果(もろみM)

葉面散布試験 自社試験

※葉面から鉄・亜鉛・マンガンが吸収されていることがわかります。
※また、同時に培地(培養液)には欠乏させた成分以外は全て含まれていますから、一つの成分が欠けているだけで正常に生長できないということがわかります。

ピーマン圃場試験(3.5a) 沖縄県八重瀬町

葉に黄変が見られたことからカリ・苦土欠乏対策を講じましたが改善しませんでした。
このような場合、高温時期に向けた長期収穫で値からの養分吸収や代謝効率が低下していた可能性など、複合的な要因が考えられます。
BioSもろみMはNPKを含まないため、施肥設計に影響することなく目視観察で判別しにくい過剰、欠乏症外に対しても安心して使用できます。弱った根や葉にクエン酸、遊離アミノ酸、キレート化ミネラルが素早く吸収、代謝効率がアップしたことで生育状態が劇的に好転しました。

周辺の生産者が6月初旬で収穫を終えている中、7月末まで収穫を継続。1tの増収を実現。

利用者さまの声

品目 症状・目的 使用製品 施肥方法・時期 結果・評価
ピーマン 猛暑による根傷み、養分バランスの不良 もろみM 潅注:300〜500倍 葉の黄変解消、根圏の改善により生育が回復し収穫を延長できた
イチゴ 猛暑による親株の育成不良 もろみM 葉面散布:500倍(7〜8月) 生育が遅れていたが、施用区は8月末には回復、年末収穫に向けた子苗の精算に間に合った
ナス 猛暑による夏秋ナス苗の生育不良 もろみM 葉面散布:500倍(8月) 収穫が見込めないほど悪い状態だったが、9月末には例年以上まで回復した
ブドウ 猛暑による糖度の低下 もろみM 葉面散布:500倍(1ヶ月で4回) 無施用区は糖度が低くなってしまったが、もろみM施用区は例年並みの糖度に回復した
ミニトマト 猛暑による裂果数の増加 もろみKC 潅注:500倍 施用区は裂果数が半数に留まり収量も増加した
アスパラガス 立茎時期(春先)の育成促進 もろみKC 潅注:500倍 初期育成が例年よりも良く、通年での増収が期待できる(継続中)
キュウリ 収穫後期の成り疲れ防止 もろみJS 潅注:1000倍 例年なら身が細くなる時期でも見が太く良品率が高いため収穫期間を延長できた

よくあるご質問

Q ドローンでも使用可能ですか?
A

ドローンでの散布施用も可能です。希釈倍率と散布目安を確認して施用してください。

Q 主原材料は泡盛蒸留粕(もろみ酢)とのことですが、市販のもろみ酢を散布すればBioSもろみシリーズと同等の成分や効果が得られますか。
A

同等の効果は得られません。
市販のもろみ酢は果汁などが添加されているものが多く、農業向けではないため生育促進作用はほとんど期待できません。一方、BioSもろみシリーズには植物の生育に必要なアミノ酸、クエン酸、ミネラルが最適なバランスで配合されているため、農業向けに植物への効果が期待できます。

Q 何故もろみKCともろみJSは潅注専用なのですか。葉面散布した場合はどうなりますか。
A

もろみKCとJSは糖が含まれているので、植物の表面に付着すると汚れやカビの原因になることから葉面散布を避けていただいております。

Q BioSもろみシリーズを潅注で使用する場合、点滴チューブを使用できますか。
A

使用できます。
希釈後は残留物がないので目の細かい点滴チューブでも問題なく使用できます。

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